既に一度日記に書いておりますが、今月の月刊誌『SWITCH』特集に「昭和歌謡と呼ばないで」というのがあり、とても興味深い内容でした。CKBにしても、大西ゆかりにしても、昭和歌謡とラベル(レッテル)を貼るのは正しくないように思えるのでございます。過去の歌謡曲のさまざまな音楽要素を含んでいるけれども、新しい形や新しい音が、彼等の創作の中にあると思うのです。
特に、大西ゆかりに関しては、1970年代後半〜80年代に大阪にて起こったリズム&ブルースのムーブメントをわたくしは連想してしまうのでございます。その頃の音をより進化させたもの。ある意味、とても暑苦しく、でもグルーヴ感溢れるボーカルが素敵でした。その頃、活躍していたのは、桑名晴子(桑名正博の妹)、大上留実子、それから、レイジーヒップなるグループもいたのでございます。
なんか、結果的に、単なる昔話になってしまった。ち。