■西川美和監督の最新作「ディア・ドクター」を観たのでございます。『嘘』も突き通していけば『本当』になるのか、本物に見られれば綻びを生み、最後には『嘘』はバレてしまう、もしくは破綻するのでしょうか。。。ずっと嘘をつき続けていれば、それはそれで幸せだったのかもしれません、たぶん。単純な正義や理屈でないグレーゾーンなお話。
■映画が始まる前の予告編の中に『パンドラの匣』があったのでございます。脚本・監督・編集は、富永昌敬さん。富永昌敬監督と言えば『パビリオン山椒魚』なんですけど、良い意味でも悪い意味でも。。。そして、音楽は『パビリオン山椒魚』でも音楽を担当された菊地成孔さん。パビリオン山椒魚のサントラCD、持っております。映画の前に、原作を青空文庫で読んでおこうと思うのでございます。